二次試験の流れ

英検1級合格体験記

二次試験の流れは↓のとおりです。

会場に到着

受付をして携帯を首から下げるストラップをもらって控室に行く

順番を待つ

自分の番が近づくと案内係に面接室前まで誘導される

面接室前の椅子でしばらく待つ

日本人の面接官が「次の受験者は入室してください。」というのでノックをして入室

面接室にはネイティブの面接官1人、日本人の面接官1人、タイムキーパー1人の合計3人が着席している (※面接室に時計はない

面接官が着席してくださいというので着席する(机の上にお題が5つ書かれたカードが裏返しで置かれている)

雑談をする 「今日はここまで何で来たの?」「軽く自己紹介をしてください。」等、この会話は予測できないのでガチガチに想定を作ると予想外の質問が来た時にフリーズするので柔軟に対応

30秒くらい雑談をした後、面接官から

「カードを裏返してお題を決めてください。時間は1分間です。」と言われる

「ピピピピッ」とタイマが鳴る。

面接官が「それではスピーチを始めてください。時間2分間です。」と言われる。

スピーチを開始する。

「ピピピピッ」とタイマーが鳴る。

質疑応答が始まる。

ネイティブと日本人が交互にスピーチについて質問をしてくる。

 (質問内容の傾向は大きく分けて)

  •    内容補足系質問「あなたは〇と言っていましたが詳しく説明してください。」等
  •  矛盾を突く質問「あなたは〇と言っていましたが、□の場合もあるのではないですか?」
  •  受験者の意見を求める質問「私は〇と思うのですが、あなた(受験者)はどう思いますか?」

等です。

最後のタイマーが鳴り、試験終了です。

スマホを入れるネックストラップを返却して帰宅します。

二次試験対策 ディベート× 雑談〇

質疑応答については、二次試験対策の参考書で模範解答が載っていますが、模範解答を暗記しても本番では違う質問が来るのでインプット系の暗記よりはひたすらしゃべる練習のほうが、対応力が上がると感じました。

また、私は質疑応答の難易度は最初の2分間スピーチで決まると思っています。

2分間スピーチで矛盾だらけのスピーチをすると、質疑応答でバンバン突っ込まれて苦しい状況に追い込まれてしまいます。

リーディングの英作文対策とも似ているのですが、条件付きの賛成/反対で主張するほうが、矛盾点を突かれた場合にも、「お題の条件では賛成ですが、その場合は反対です。」

というように、鋭い指摘を上手くかわすことができます。

私は一次試験に合格した後、最初の試験では想定問答を作っていたのですが、想定外の質問が来て頭フリーズして動揺した状態でスピーチを行ってしまい、自滅してしまいました。

具体的には、入室後の雑談の中で自己紹介をする場面があるのですが、私は下記のような想定を作って面接に臨みました。

私:私の名前は〇です

私:私の職業は〇です

私:今の仕事は大変ですが、やりがいのある仕事です

私:今日は頑張ります

面接官:仕事内容を詳しく教えてください

私:仕事内容は〇です

しかし、本番の面接は

私:私の名前は〇です

私:私の職業は〇です

私:今の仕事は大変ですが、やりがいのある仕事です

私:今日は頑張ります

面接官:あなたが英語を勉強する目的は何ですか?

私:えっ.......。(頭真っ白)

本番では、「色々な国の人と話して見識を広げたい。」のようなことを言ったのですが、その後のお題選び、スピーチ、質疑応答は集中できずに、言葉がうまく出てきませんでした。

私の失敗原因は、

  •   自己紹介で想定外の質問にフリーズし、動揺した
  •   お題を決める1分間でお題がうまく決められずスピーチの構成がガタガタになった
  •   スピーチでは矛盾点が多く、内容が薄いので時間が大幅に余った、間を埋めるために同じことを繰り返した
  •   質疑応答で矛盾点を突かれて論破される

この経験から私は自分の弱点をこう分析しました。

  •   しゃべる試験なのに暗記ばかりでしゃべる練習をしていなかった
  •   時間の管理ができていなかった
  •   スピーチの内容の薄さはテンプレがなかったこと

一言でいうと準備不足です。

  •   この分析を踏まえて、
  •   過去問60題のお題の出題傾向を分類してパターンを作ってパターン別のテンプレを作る
  •   パターンごとにスピーチのテンプレを作る
  •   ネイティブによるマンツーマンレッスンを受講(一コマ2時間を4回)
  •   時間を図って、1分間でお題を決める、2分間でスピーチをする練習をする

このような対策を立てて、練習に励みました。

ここでもスマホが大活躍しました。

スピーチの様子をスマホで撮影して、自分の実力を客観的に把握するように努めました。

発音、声の大きさ、アイコンタクト、言葉に詰まると「えー」とか「あー」と、しどろもどろになる自分の癖を把握し、出来るだけ言葉に詰まらないように各お題で繰り返し話す練習をして癖の矯正をしました。

 また、面接室には時計が無いので、時間を図る方法として、自分の指で時間を測るという方法を編み出しました。

やり方としては、

  1 左手の人差し指と親指で輪を作る(この輪を時計と見立てる)

  2 「始めてください。」と言われたら、腕時計(アナログ)を見て右手でその時の秒針の位置を
   覚えて、左手で作った輪と同じ場所を触る(例えば、15秒の位置だと3時の場所を触る)

  3 お題決めやスピーチの途中で腕時計の秒針を確認しながら時間を調整する

もっとスタイリッシュな他の時間管理方法もあると思いますが、個人的にはこのアイディアが私の合否の分かれ目になったと思っています。

ネイティブのレッスンでは

  •   ネイティブに1分間測ってもらい、1分間でお題を決める練習をする
  •  2分間測ってもらい、スピーチをする(スピーチを録音する)
  •  録音を再生し、ネイティブに添削してもらう

というメニューをやっていました。

 賛否が分かれるお題には条件付きの回答をするというテクニックは、この時ネイティブの先生に教えてもらったテクニックです。

 発音の練習はYouTubeの発音レッスン系の動画を見あさりました。

 その中で「サマー先生と英会話」というチャンネルは日本語に精通したネイティブの先生が分かりやすく発音のコツを教えてくれたのでお勧めです。

この練習をした後に受けた二次試験では、雑談、自己紹介、1分間のお題決め、2分間スピーチ、質疑応答が流れるように進み、質疑応答は論破合戦というよりは昼食時の雑談のような感じで、和やかな雰囲気で終わりました。

終わりのタイマーが鳴った時には、面接だったことを忘れて「もう少しおしゃべりしたかったなー」と思う位、その場の空気を楽しむことができました。

対策の手順を要約すると

  •  設問のパターン分析
  •  パターン別のテンプレ作り
  •  ネイティブと練習する環境を作る
  •  タイムマネージメントの練習をする

というような工程が必要だと思います。

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