リーディング対策 極意は見える化

英検1級合格体験記

単語の特訓を初めてから一年後、私は一年前に手も足も出なかった短文の問題集をもう一度解いてみました。
スラスラ解けると思っていたのですが、この時点でもまだ文章を読めるようになっていませんでした。
文章が読めない原因を自分なりに分析すると、

  • 英検1級の短文は一文が長いので、どこから訳していいか分からくなる
  • 一文が長いので文の最後を読んでいる時に最初の内容を忘れてしまうこと

が原因ではないかと考えました。
下の問題を読んでみてください。
【設問】
多くの要因が(  )に影響を与えます。 たとえば、複数の犯罪を犯すこと又は短い期間で犯罪を犯すことは、通常、厳しく処罰される可能性があることを意味します。

【選択肢】
1 量刑 2 禁輸 3 教義 4 虐待

例えば↑のような問題では「量刑」が正解になるのですが、リーディング対策をし始めた頃の私は「処罰される可能性がある」を読んでいる時に、最初の文を忘れて混乱していました。
また、ここでは選択肢を翻訳した日本語で書いているので簡単な問題に見えているのですが、実際は↓のように見えています。

【設問】
多くの要因が(  )に影響を与える。 たとえば、犯すこと、複数の犯罪、犯すこと、犯罪、短期間、通常、意味する、あなたは多分処罰される。

【選択肢】
 1 (  ) 2 (  ) 3 (  ) 4 (  )

私はそれまで文構造がどうなっているかあまり考えずに「犯罪」とか「処罰」等の単語を拾い読みして文の意味を何となく理解した気になっていたのですが、英検1級ではこの読み方をしていると、うまく理解できない場面が多くなっていました。
そこで私が取り組んだのは文法の見直しでした。
インターネットで文法の参考書を検索したときに、英文解釈の技術というシリーズの参考書の評判が良かったので、一番簡単な「英文解釈の技術60」という参考書を買って読んでみました。
すると、この本には

  •   主語にS
  •   動詞にⅤ
  •   目的語にO

というように、単語の上にS、V、O等を付けて、文全体の構造を理解する方法が書いていました。
このやり方を見て、私は英文を視覚的に見ることができれば後で文全体を見たときに理解しやすいかもしれないというアイディアを思いつきました。
例えば
   そして =
   しかし ↻
   加速 <<
   減速 >>
   上昇  ⤴
   ポジティブな単語 +
   (成功、達成、勝つ、可能等)
  ネガティブな単語 –
  (失敗、挫折、負ける等)
   思う、考える ☆
このように単語に記号を振ると、後から文章や段落を見直した時に文章を記号の塊で把握することができます。
例えば、設問で筆者の主張は何ですか?と聞かれた時には☆マークを探して、「私は考える□□を」という文章を見つけることができれば、□□が答えの可能性が高くなります。

私の救世主となった動画を紹介します。

これは森田鉄也先生(予備校講師、YouTuber)が英文の読み方を教えている動画で、文の構造(SVO等)を色分けしながら読み解いて、空欄補充問題を解いていく動画なのですが、英文に色を付けるという発想が目から鱗でした。
この動画を見たときに、「アルファベットの羅列で味気ない英文も色を付けると綺麗で絵みたいだなー」と感じ、文章を図のように変換できれば文の流れを追いかけやすいことに気づきました。
このように、私は文章の見える化でリーディング攻略の糸口を掴みました。

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